最近ちまちま書いていたコードを公開した。普段本業で使うラップトップに加えて副業等の私用の開発で使うデスクトップPCが3台(Linux, macOS, Windows)あり、これらをひとつの入力機器で操作したいので必然的に有線キーボード・マウスでUSB切替器を通して利用していた。このツールを使えばBluetoothキーボード・マウスをRaspberry Piを通して有線に変換できるので、机から線を排除できる。
あわせて書いた記事はこっち(頑張って書いたけどおもいのほかブックマークがつかなくて悲しい… そういうこともある)。
まあこれはどうでもよくて、全然知らない領域の仕様をちまちま確認して挙動を確かめながら開発していく楽しさを味わったのは久々だった。6,7年ぶりくらいに勘でCを書いたのも面白かった。小さなツールであっても趣味の開発をすると本業のモチベーションも上がるような気がする。
いろんな仕様を精緻に読んでいくと発見があって、例えばUSB HIDの仕様書の一部*1ではカンマがカソマになっていたり
Linuxのキーイベント表*2には KEY_COFFEE
というキーコードが登録されている。
こういうちょっと変なところやオシャレなところを見付けるのは、町を歩いて気にいった景色の写真を撮って周るのと同じ楽しさがあるなと思った。