オーディオテクニカの開放型ヘッドフォン、ATH-HL7BTを購入した。主にピアノの練習用。
ハウジングの斑点はもとからこういう意匠だった。付属のケーブルは2.5mと長いので、オヤイデのケーブルでリケーブルしている。ヘッドフォン側の端子の刺し口はやや凹んでいて、3.5mm端子カバーの径が小さくないと干渉しそうだったが、あつらえたようにぴったりフィットした。ピアノへの収まりもだいぶ良いし長さも丁度良い。
賃貸なのであまり大きな音を出したくなくて、基本的にヘッドフォンでピアノの練習をしている。家でTRSフォーン端子のあるヘッドフォンはMDR-CD900STとHD 25 Plusだけで、どちらも側圧が強く、長く利用するにはややつらい。出音としても気持ちよくピアノの音を聴くためのヘッドフォンではないなと思った。気の持ちようは練習を継続できるかに強く関わってくるので、気に入るヘッドフォンを調達しておこうと考えた。
まず音を気持ち良く聴きたいので開放型にするつもりで、ハイインピーダンスではないものを調べた。ハイインピーダンスだとピアノとの間にアンプを挟む必要がありやや面倒。開放型でハイインピーダンスでないもの、かつそんなに高くないもの(〜2万円)となると種類もそんなに多くなくて、かなり前に利用していて良かったオーディオテクニカのものにした。去年末に出たモデルで、一応BTヘッドフォンになっている。開放型なので当然NCなどはなくて、むしろNW(ノイズウェルカム)といえる。
音も価格からするとまあまあ気持ちよく聴けて、ジャズとかボーカル系とかによく合う感じ。当然ピアノにもあう。自宅にあるCLP-775は音源がバイノーラル録音されているので本当にピアノの前にいるかのように感じる。側圧が弱いのも良くて、長時間聴いていられるのが良い。ピアノの練習だけではもったいないと思って、今日一日このヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事していた。