masawadaの日記

masawadaの日記です

#レシートから見える生活 というZINEの執筆に参加しました

#レシートから見える生活 というZINEの執筆に参加しました。レシートを軸に自分の生活を振り返って活字にしてみようという内容です。自分は本編の一部とあとがきを書いています。

もともと今年3月頭に台湾で行われるZINEの即売会で頒布する予定で id:mazco さんにお誘いいただき始まった企画です。様々な都合により頒布することができなくなってしまったため、時期を逃さないうちにPDFで配布することになりました。

最初はレシートを軸に旅行を振り返ってみようという会話をしていたのですが、いろいろと案を出していくうちにいまの形に落ち着きました。普段貰っても何気なく捨ててしまうレシートですが、ひとつ取り出してみればその日の行動を思い起こす記憶の栞になります。複数並べればそれはもう小さな物語といって差し支えないでしょう。他人のものと見比べると意外な共通点や生活のスタイルの違いが見えてきて面白いかもしれません。そういったことを考えながら原稿を書きました。手前味噌ながらなかなか面白いZINEになったんじゃないかなと思います。よろしければご一読ください。Twitterハッシュタグ #レシートから見える生活 でご感想もお待ちしております。

www.notion.so

全く同じことしています。最近はアニメ音声をBGMとして流しながら仕事している。

papix.hatenadiary.jp

コツは2つで

  • テレビの画面を見ない向きで仕事する
    • スタンディングデスクは横向きになる
    • 床で仕事するときは逆側を向く
    • (絵を描いている人に申し訳ない気持ちはある…)
  • 未見の作品にはしない
    • ストーリーが気になってしまうため

メリットとしては以下のようなものがありそう。

  • 曲だとプレイリストが終わったら別のプレイリストを選ばないといけないけど、アニメだと1日1クールくらいでだいたい終わるので余計な選ぶ時間がない
  • どれくらい時間が進んだかが話数で分かる
    • ポモドーロっぽい、ただし休憩フェーズはないので適宜取る
  • 人が会話しているので安心感がある
    • 在宅勤務だともくもくとやっているとつらくなってくる

こころなしか集中力も上がったような気がします。いまのところ

を流しました。今日はシュタインズゲートを流していますがミーティングがそこそこあったので進みは遅いです。

在宅勤務を開始してから2営業週が過ぎた。既に閉塞感が高まっており、この生活があと3週間以上も続くと思うと更に暗い気持ちになる。このままこの思いを抱え続けると早い段階でダメになりそうなので文字にして吐きだしてしまうことにした。ずっと暗い話をするし何も解決しないので影響されやすい人は読まない方が良いと思う。一応つけくわえておくと、本人はこの文面から想像できるよりは遥かに元気なので読んでも心配なきよう。

仕事の話

これまで在宅勤務をしたことがほぼなかったので、全く何も考えられていない環境下での勤務を継続することがこんなにも困難だとは思わなかった。もとより駅から近く会社まで電車ほぼ一本で行くことができて最低限寝られるだけの家を選んでいるので、自宅で何かの作業をすることを想定していない。机はないし椅子もない。当然サブディスプレイもない。まあインターネットが速いのだけは救いだと思う。初週はテレビをサブディスプレイにして無印の体にフィットするソファで仕事をしたが、初日から腰がダメになり輝度を下げたテレビを見続けるのもつらく、もはや仕事どころではない状態になった。

机も椅子もないがなぜか食器棚の上にDJ卓はあるので、2週目からはこのスペースを作業スペースにすることにした。会社から私物のキーボード、パームレストと会社のトラックボールマウスだけ回収してきたのでそれを設置し、PCはもともとMacBook Proを置いていたスタンドに設置した。サブディスプレイはない。以前購入したモバイルディスプレイを設置してみたは良いが、画がバキバキになってしまい長時間見続けるのが困難だった。コントラストを上げると何故か輝度も上がる謎仕様で、そもそもPCのモニタの位置と大分違う場所に置くことになってしまうので視線をいったりきたりさせる必要があって面倒になってしまった。床はカーペットの幅が微妙に足りなく、フローリングとカーペットの境目に足を置くことになってしまいどうにも痛いので、ダイソーでヨガマットを購入して敷くことにした。かくしてなんとか業務を継続できる状態にはなった。業務自体は若干効率が落ちているように感じるが単に環境に慣れていないだけなので、これに慣れれば以前と同様の状態までは持っていくことができるはず。

しんどい理由として一番大きいのは常時在宅勤務になるのを自分が覚悟していなかったということだろうと思う。元々会社の姿勢として基本的に在宅勤務はやらない(絶対にできないわけではなく、理由があって在宅勤務している人はいる)というのがあり、自分もそれにならって基本は出社できるということを前提に置いていたのが良くなかった。だからなんの環境も整備していないし気持ちの準備もできていない状態でいまの環境に放り込まれて困惑しているというのが大きいと思う。まあ自分が悪かったといえばそれまでなのだけれど。なお各メンバーが離れ離れで作業することについては突然バラバラになったわけではなく、もともと京都と東京で拠点が離れておりGoogle Meetを活用して仕事をしていたので影響はそんなに大きくないと思っている。

ところで実家で仕事すれば良いだろうという声もあろうが、それはそれで別に気にすることが増えるので、見立てではどちらで仕事をしても同じような気持ちになると思う。

体調の話

以前から飲んでいる血圧を下げる薬については6月一杯くらいまでは残されているのでまあ当面は大丈夫そう。眼科も小康状態なので予約をズラせば6月一杯くらいまでは大丈夫であろう。薬は毎回2ヶ月分くらい出してもらっていて、前回微妙にストックがある状態だったのでタイミングが良かった。

あとは頭が重いことが多い。気圧なのか換気が不足しているからなのか、はたまた何かが足りていないのか。外に出るのが週に1,2回程度夕方だけになったのが何か関係しているのだろうか。個人的には換気が不十分の線を疑っているのだけれど、長時間換気しても治らないことがある。あと関連しているのか、眠気がすごい。この土日は多分10時間ちょっとしか起きていないと思う。ひとまず次の1週間はリマインダかなんかを入れてもうすこし換気の頻度を上げてみようと思う。

インターネットの話

全てがつらい。怒っているひとがあまりに多すぎる。特にTwitter糸井重里が同じようなことを書いていて、それにリプライでめちゃくちゃ怒ってる人を見かけたときは本当に疲弊してしまった。そういうのを見たくないのじゃが…しかし断つと世の中との関わりが90%くらい失われるので踏ん切りがつかない。普段は絶対に怒ったりしなそうな10人くらいを登録したリストを眺めているのだけれど、導線が遠いこともあってどうしてもホームTLが目に入る。ひとつひとつミュートしていくのも手間だしリスト以外が目に入らない状態になればある程度は改善すると思う。TweetDeckを使うという手はありそう、しかしiPhoneではダメそう。リストだけ登録できるサードパーティのクライアントはあるけど、サードパーティのクライアントだと単位時間あたりの更新可能回数が少ないなどの制限があるはずで導入するかは迷う。

生活の話

10月の更新日までに引っ越しをするべく大分切り詰めて生活の質を下げている。まあこれを少し戻したらええやろという気はするのだけど、初期費用等に余裕を持っておくに越したことはないし、一連の騒動がいつ落ちつくかに関わらず更新日はやってくるので切り詰めている。まあ別にそこまでやらなくても引っ越そうと思えば引っ越せるんだけど。これに加えて外に出る回数が減ったのでこれまで以上に夕飯がパターン化しており、昼についてもなるべく手間をかけたくなくてBASE BREADを野菜ジュースで流し込む日々が続いていて社会の歯車感に拍車をかけているように思う。もうすこしきちんと自炊したら若干は改善するかもしれないが、得られるメリットに対してかける労力が大きいような気がしており手を出していない。

最近はリモート飲み会が流行っていて何度か参加したは良いものの、最近酒を断っていていまいち乗り切ることができていない。普通の飲み会であればごはんやつまみを食べながら雰囲気で盛り上がることもできようけど、酒が断たれた今ではせんべいとカントリーマアムくらいしか食べるものがないし、画面の向こう側で会話が行われているなあくらいの気持ちになってしまう。そのくせして終わりどきがないので長々と時間を消費してしまうような感覚になってしまって良くない。

これまで土日は趣味でちまちま写真を撮りに出たり、外にご飯を食べにいったりしていたわけだけれども、ここ2週間は家から出ないようにしている。去年のゴールデンウィークなどはひきこもりを決め込んで4日くらい連続で家から出ずに副業をしていたけれど、自らひきこもるのとひきこもりを強要されるのがこんなにも心の持ちように大きく影響してくるとは思わなかった。

楽しみが大きく制限された状態で、それを求めて外に出ること自体がリスクを高める行為であり、なおかついつまで続くのか分からない現状が一番にストレスだと思う。そしてその状態でいつも通り仕事を続けないといけない(し、締切は変わらずやってくる)というのもそれに拍車をかけているような気がする。 このご時世、仕事が変わらずあるだけでもありがたいので文句はないのだけれど…

まとめ

ここまで書いて

  • 環境の変化に順応できていない
  • 終わりが見えない

あたりがこの閉塞感の要素として大きな割合を占めているような気がする。前者は自分でコントロール可能だけど後者はコントロール不可能なのであとは祈るだけみたいなフェーズになりつつある。はやくどうにかうまくおさまってくれ。

人と向き合っていく上で、その人がどういうコミュニケーションの取り方をするタイプなのかを見極めるのはまあまあ重要だと思う。例えばめっちゃ強く言うタイプとか、逆になにも言わないタイプとか。

意見が食い違ってめちゃくちゃ攻撃的なこと言われたり、逆に何も言われないのにあとから違うと思ってましたと言われたりするのは、このタイプが分かっていないことが多い。

ではどうするかという話で、ありきたりな結論になってしまうのだけど、自分の場合は対話が足りてないはずなので時間をかけて対話することにしている。人によってはこういうコミュニケーションをしてほしいと相手に伝える人もいるかもしれないけど、それによって相手が変わってくれるかは相手次第なので、コントロール可能性の高い自分を相手に合わせていくスタイルを取っている。

結局のところ、たいていの物事は自分のコントロールできる範囲でしか変えられないから、開き直ってそういうものだと思って過ごすしかないのだと思う。

『いまさら翼といわれても』大分前に購入して積んだままだったのだが、飛行機や新幹線の中でちまちま読み進めることでついに読了した。

『わたしたちの伝説の一冊』が特に良い。冒頭から最後の一文まで、流れが非常に綺麗で緻密に組まれているのがいたく気に入った。

なお単発で読めなくもないが、古典部シリーズの短編なので、以前の5巻を読んでから読むべき作品だと思う。

いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ (角川文庫)

いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ (角川文庫)

ATND終了に寄せて

ATNDが2020年4月14日を以ってサービスを終了するというお知らせを読んだ。

思えば個人的に一番アクティブだった時期をATNDと共に過ごした。

最初にATNDで参加表明したイベントは2011年5月の"キューイチごはん"だった。キューイチごはんは、generation1991というはてなグループのメンバーが集まってごはんを食べるいわゆるオフ会だった。主催はid:mactkg。後に、はてなサマーインターン2014で同期になる(もっと前から交流はあったけれど)。ここで出会った人が後に入学する大学の先輩だったり、後に同僚になったりもした。もう8年以上も前のことだけれど、この日のことは鮮明に覚えている。はてなグループが今月末で終了するというのも相まって感傷的な気分になる。

次に参加表明したイベントは"二夜限りのギークハウスin京都2011"。高校3年生の夏、OSC京都に参加するために高校の合唱コンクールをサボって京都に行くことにした。バイトもしていなかったし当然お金はないからまともなホテルに泊まるなんてことはしない。たまたまこのイベントが開催されるのを知って、泊まらせてもらうことにした。丁度震災が起きた直後のOSCだったこともあり自作のガイガーカウンターを持ち寄ったり、なぜかあったウクレレを弾いたり、コンパイラの話をしたり、多様性に満ちた空間だった。ここで出会っていまでも交流が続いている人もいる。

そして何より外せないのはDentoo.LTだと思う。電通大に入学して1年の秋、Aizu.LTに憧れて自分の大学でLT大会を主催することにした。当時一番慣れていたATNDで募集し、初回は29人もの方々に参加いただいた。そこから回を重ねるごとに人数が増え、一時は70人以上も会場にいらっしゃる大規模なLT大会となった。元々はサークルの主催するイベントだったけれど大学側と協力してオープンキャンパスでLT大会を実施して当時の准教授をゲストに招いたり、学祭で大規模に開催したりと楽しいイベントだった。運営は元々1人だったところから数名に増え、主催もおかげさまで順調に代替わりしていまで4代目となっている。聞くところによると、他大学や高専でDentoo.LTの影響を受けてLT大会を始めたという声もちらほらあって嬉しい限り。去年の夏で23回目を迎えた本イベントは今でもATNDを使って参加者を募集している(これからどうするんだ?)。

そんなATNDがなくなるのは悲しいけれど、まあいろいろな事情があるのだろう。これまでお世話になった恩を胸に笑顔で送り出したいと思う。

ありがとうATND。