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「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」を読みおえた。

青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない (電撃文庫)

このライトノベルの著者は「さくら荘のペットな彼女」の作者でもある。僕はこの「さくら荘」をかなり気に入っていて、いままで読んだライトノベルの中で多分トップかそれに次ぐくらいに評価できると思う。アニメの方も昨年くらいに2クールでやっており、出来がよかった。原作の進み的にかなり中途半端なところで切れたので、もし続きがあるのであれば1クールつかって最後の部分をやるのかなーと思う。というかぜひやってもらいたい。

さて、今回読んだライトノベルは「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の続編にあたる。両作ともさくら荘とは少し趣向を変えてほんのりSF風味をだしてはいるがそれがかえって中二臭い。また、全体的になんとなく盛り上がりに欠けるような印象がある。しかし後者に関してはこれが欠点には見えない。緩急をつけた展開ではなくてゆったり着実に進むタイプの文章だと感じた。僕はこのほうが好きなので、ぜひこのまままた次巻も読めたらなぁと思う。